第27回（2007年9月22日）

バルトの旅 4

（4/5）

タリンにて　3日目

広さ的には半日で廻れてしまうほどの旧市街地ですが、ゆっくり見てまわるにはもちろん時間がいくらあっても足りないほど、この日はリネンやフエルト、お土産物屋さんなど見てまわりました。

この棚に並ぶのはすべてリネンクロス。色鮮やかでテーブルコーディネート出来るように色がそろえられています。

きれいな色が棚に積み上がっているのはフエルト化しやすくあまい撚りになった毛糸、どの色を選べば良いか迷い過ぎてしまいます。段染になっていて編み上げてからフエルト化したらどんな風になるのだろうと…？手に取っては、出来上がりを想像し、頭の中でグルグルとフエルトが廻ります。

リネンクロスやショールのお店は沢山ありますが、生地のまま売っているお店がなかなか見つからず歩き回りました。ファブリック用の生地屋さんを見つけ、どれを切ってもらおうかとここでも迷います。

伝統工芸の織物が生かされた新しい工房も沢山あります。直接販売をしている工房も多く見てまわるのはとても楽しかったです。（つい、そういう時は写真を撮ることを忘れています…）

アイアンの専門店もありました。シンプルなデザインがとてもしっくり来て、色々買って帰りたかったのですが、アイアンはあまりに重くて…少しだけに絞り込んで。

街を歩いているとアイアンのサインボードも沢山見かけます。どれもとてもかわいくって魅力的!!　屋根の上にはアイアンの風見鶏もよく見かけました。

そしてこの日も民族料理を食べました。オルデハンザは、中でも一番の観光名所。店の中の作りもお店の方の衣装もお料理も中世のままのスタイルです。ど〜んと出てきた前菜ですが、とてもおいしかったです。ビールも昔のままの製法で…こちらはちょっと薬用酒の様で飲みきれませんでした。